4月11日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《米CPIの結果でNYは大幅下落も日経先物は円安で堅調？？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが38,461.51㌦422.16㌦安。ナスが16,170.36㌽136.28㌽安。SP500が5,160.64㌽49.27㌽安。為替が152.85円近辺。オイルが86.29㌦。VIXが15.80。CME日経先物が現在39,045円536円安近辺です。

昨晩のNYはCPIの結果が予想を上回る結果で、利下げ観測が遠のくとの想定から、三指数ともに下落。為替も円安が進行し、一時153円台に乗せる動きとなりました。近々イランがイスラエルを攻撃するとの観測もあり、地政学リスクを嫌気する動きも含まれていた感じがします。

また日米首脳会談での対中国への発言に加え、米格付け会社の中国国債の格下げなども出てきており、中国経済へのマイナスが強まる可能性が更に高まりそうです。

さて国内ですが、日米首脳会談中も政治不信への動きが加速しており、支持率の更なる低下も出て来そうです。更に円安が進行し物価上昇スピードが加速するならば、6月にも再利上げを意識する動きが出て来そうです。

記：中島肇