4月25日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《行ってこい相場。米国の決算と経済指標でボラが拡大乱高下！！》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が37,628.48円831.60円安。TOPIXが2,663.53㌽47.20㌽安。グロース250が640.12㌽15.48㌽安。為替が155.67円近辺。CMEダウ先物が現在38,583㌦122㌦高近辺です。

本日の東京市場は、米国の経済指標の堅調さを反映した米金利上昇と決算から、今晩も大きく下落するのではとの思惑に加え、止まらない円安から国内の物価上昇が止まらず、企業業績に個人消費の低迷懸念が大きくなって来ています。

円安が今までは輸出企業の業績を押し上げるとのことから、半導体や輸出関連を中心に日経平均を引っ張ってきましたが、今やそれが逆転し、これ以上円安が進行するのであれば、中間決算に向けて企業も業績修正を行うことになります。

政治に日銀の政策が中途半端であり、何もしないとの認識がグローバルで広がり、リスクオフを誘導しています。当月の決定会合で、日銀が利上げに動くかが、今後のポイントになりそうです。何もしなければ、更なる円安で160円も視野に入って来そうです。

記：中島肇