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5月10日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《米国は着実にソフトランディングへ!日本は混迷・低迷?原因は?》
2024年05月10日
おはようございます。昨晩のNYはダウが39,387.76㌦331.36㌦高。ナスが16,346.26㌽43.46㌽高。SP500が5,214.08㌽26.41㌽高。為替は現在155.32円近辺。オイルが79.68㌦。VIXが12.69。CME日経先物が現在38,475円401円高近辺です。
昨晩のNYはイベント終了と失業者数の増加を好感し三指数共に上昇しました。徐々にではありますが、米国のソフトランディングへ向けて順調に推移しており、年3回の利下げのタイミングは夏場が焦点となりそうです。
そこまでは堅調な景気を支えつつ、インフレ退治を着実に実行する姿勢が表れてきており、当面はプラス・マイナスを交互に繰り返し調整していきそうです。
一方で、日本はまだ方向性が一貫せず、金融政策も右往左往、総理と総裁の面会も為替のみの話であり、中長期に立つ話は無い事から再度円安への動きは継続しそうです。
介入はあくまで小手先の需給であり、景気・経済の方向性が出なければ、グローバルマクロの動きから165円を目指す動きとなってもおかしくないと考えます。
今の政権は、国民より企業業績を優先する姿勢が強くあり、腹のうちは円安容認政権と思われ投資家もそこは見抜いていると思われます。
記:中島肇