５月13日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《月替わりイベント終了から米国は一旦落ち着き。日本は不透明？？》

おはようございます。週末のNYはダウが39,512.84㌦125.08㌦高。ナスが16,340.87㌽5.40㌽安。SP500が5,222.68㌽8.60㌽高。為替が155.77円近辺。オイルが78.06㌦。VIXが12.55。CME日経先物が現在38,215円14円安近辺です。

週末のNYはイベント一巡から落ち着きましたが、引き続き警戒は必要です。15日のＣＰＩがどう出るかで、再度インフレを意識する展開となるのか注目です。とは言え、需給では一旦落ち着くと思われ、今週は比較的安定した動きとなりそうです。

さて一方の日本ですが、未だ方向性が出てこずです。政治資金に絡む問題で、国会が再度紛糾しそうで、野党の解散要求への動きが加速する可能性があり、当面日本は混迷しそうです。

総理と日銀総裁との間で為替についての話し合いが持たれ、多少日銀の為替に対するコメントに変化が出ましたが、次回の決定会合で利上げとならなければ、基本的にはいくら財務省が介入しても、再度160円への動きとなりそうです。選挙対策での為替政策と、日銀が何処までそれに呼応して対処するのか、次の決定会合は注目です。

記：中島肇