5月14日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《海外イベント待ちで凪状態。IMFの助言にも反応なし。》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が38,356.06円176.60円高。TOPIXが2,730.95㌽6.87㌽高。グロース250が659.26㌽8.66㌽高。為替が156.43円近辺。CMEダウ先物が現在39,564㌦132㌦高近辺です。

本日の東京市場は、朝方ＮYの堅調な動きを受けて上昇して始まりましたが、前場途中から一気に値を消し、一時マイナスになる場面もありました。一応、引けにかけてプラスで終わりましたが、内容はなく日中の需給のみで動いていた感じです。

途中IMFから、利上げの提言がありましたが無反応。また、財務大臣に首相からの話にも、為替は反応なしで現政権下での政策に、マーケットが反応しにくい状態になりつつあるように感じます。

やはり抜本的な方向性に、方針が出ないと現状では円安へのバイアスが消えないと考えます。政治資金問題が紛糾し、解散総選挙となるのか、海外の大きな投資家はそちらを気にし始めている感じがします。

記：中島肇