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5月15日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《案の定?連日の行って来い!!やはり問題は国内か??》
2024年05月15日
お疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が38,385.73円29.67円高。TOPIXが2,730.88㌽0.07㌽安。グロース250が643.52㌽15.74㌽安。為替が156.31円近辺。CMEダウ先物が現在39,694㌦136㌦高近辺です。
本日の東京市場は連日の行って来いで、NY高も関係なしで寄り天状態。いよいよ国内のマイナス面が前面に出始めており、企業も控えめな公表が多く、新年度が始まったにも関わらず、勢いがない状況です。
原因としては、やはり政治の迷走と日銀の優柔不断な動きで、中長期での想定が立てにくい状況となってきています。過度の円安も国民の実質所得を下げており、一時的な補助金で誤魔化せないところ迄きています。
仮に円高への動きとなれば、輸出企業の決算が悪化し、法人税が減少します。とは言えこのままであれば、国民の消費減速が加速し国民総貧民化しそうです。インバウンドも一部のエリアに限定されており、早期に政治・金融の抜本的な見直しがないと、国自体が迷走しそうです。現政権のステルス増税が国民・企業を結果苦しめている感じがします。
記:中島肇