5月16日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《米国とは異なり日々の需給で動く日本。ハイテク頼みの日経平均。》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が38,920.26円534.53円高。TOPIXが2,737.54㌽6.66㌽高。グロース250が635.09㌽8.43㌽安。為替が154.16円近辺。CMEダウ先物が現在40,094㌦186㌦高近辺です。4万ドル台で推移しています。

本日の東京市場は昨晩のNY高から上昇してスタート、ザラ場ダレ込み引けにかけて元に戻る動きでした。これと言う材料もなく、為替は円高も、CMEのダウ先物が4万ドル台に乗せて推移していることもあり、ハイテクに買戻しが入った感じがします。

とは言え、買戻しからポジションはニュートラルですので、明日以降の方向性から、再度ショートになるか注目となります。

但し、アメリカの年内の金融政策の方向性が、概ね想定通りとなりそうですので、為替はやはりどこかで円高への動きとなりそうです。

あとは日本が主体となり、日銀が当月にも利上げに動くのか注目されます。他にはイスラエル・ウクライナの地政学リスクが、改めて拡大するのかポイントになりそうです。こうなると、個別・テーマ―・材料株が強くなりそうですので、下げた時にはチャンスが出て来そうです。

記：中島肇