５月23日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《昨晩のNYはエヌビディア待ちで下落。結果は良好も全体は静観？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが39,671.04㌦201.95㌦安。ナスが16,801.54㌽31.08㌽安。SP500が5,307.01㌽14.40㌽安。為替が156.68円近辺。オイルが77.14㌦。VIXが12.29。CME日経先物が現在38,890円272円高近辺です。

昨晩のNYは、エヌビディアの決算待ちから様子見で、三指数共に下落して終わりました。明け方の決算結果は良好で、分割も発表され、ダウ先物は小幅高となっています。

日経先物も、結果を受けて上昇しているものの、本日は微妙な展開を想定します。寄付きはＮYを受けて上昇しそうですが、ザラ場に入って織り込んだ時点から、売りに押される場面がありそうです。

海外と国内との差が歴然となって来ており、来月から公共料金が補助金終了から上昇します。

また個別では、さらに多くの商品が値上げとなることから、金利が更に上昇する可能性があり、長期金利も１％では済まず1.5％あたりまで行く可能性があり、直近は利上げリスクが先行しそうです。

金利敏感株や流通株など、注意が必要かも知れません。また銀行についても、かなりデュレーションが長期化しており、含み損が拡大する可能性があり、一気に貸し出し金利を上げられるのかポイントになりそうです。

記：中島肇