５月2４日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《やはり米国次第の相場継続。好決算の次はインフレ懸念で下落。》

おはようございます。昨晩のNYはダウが39,065.26㌦605.78㌦安。ナスが16,736.03㌽65.51㌽安。SP500が5,267.84㌽39.17㌽安。為替が156.96円近辺。オイルが76.91㌦。VIXが12.77。CME日経先物が現在38,545円558円安近辺です。

昨晩のNYは、足元の経済指標の堅調さから、あらためて利下げのタイミングは後ズレするとの観測と、長期金利上昇から大幅安、前日の好決算が吹き飛んだ結果となりました。

返せばコロナ後の回帰は終わり、実質的な好景気が継続しているとの認識になっている。とは言え長期金利がこれ以上の上昇は、大きく景気を後退させる事になることもあり、大統領選が終わるまでは、様子を見ながらの動きが継続となりそうです。

ＮＹは高値揉み合い相場です。一方の日本はその真逆で過渡期ではあるものの、利上げに対するストレスがかなりのダメージとなり得ることから、現状のままなら再度悪化へ、です。

ここは政治が大ナタを打ち振り落とすくらいでないと、改善は難しいかもです。

記：中島肇