５月29日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《NYは足元の確認をしつつ調整も着実！！日本は漂流中か？！！》

おはようございます。昨晩のNYはダウが38,852.86㌦216.73㌦安。ナスが17,019.88㌽99.08㌽高。SP500が5,306.04㌽1.32㌽高。為替が157.25円近辺。オイルが80.29㌦。VIXが12.92。CME日経先物が現在38,910円54円高近辺です。

昨晩のNYは、足元の指標から長期金利が上昇しダウはマイナスになりましたが、半導体関連銘柄が上昇しナスダックは堅調に推移しました。

一方で、商品市況が再度上昇し始めています。ここ迄動きが止まっていましたプラチナに銅などの非鉄が上昇、原油も底上げとなっております。これら商品市況の上昇は、日本にとっては大きなマイナスとなる可能性があり、注意が必要です。

都知事選など、注目される選挙がこれからもありますが、ここ迄自民党は全敗であり、岸田政権の推進力低下が如実になっており、定額減税も党内でチグハグであり、6月解散の真実味が上昇しています。

その最中でのあらためての商品市況上昇に加え、米国の堅調さからの円安圧力継続と更なる物価上昇が来月にも起こりそうであり、同時に金利上昇となれば、倒産件数が上昇しかねず注意です。

岸田政権の後手後手で、大変なことになる可能性が高くなっています。

記：中島肇