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5月31日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《NYは更なる利下げ延期?昨晩は足元が徐々に弱含みを織り込み?》
2024年05月31日
おはようございます。昨晩のNYはダウが38,111.48㌦330.06㌦安。ナスが16,737.08㌽183.50㌽安。SP500が5,235.48㌽31.47㌽安。為替が156.84円近辺。オイルが77.78㌦。VIXが14.47。CME日経先物が現在38,030円24円安近辺です。
昨晩のNYは、経済指標の改定値による金利上昇と引き締め効果から、足元の堅調さもブレーキが利き始めており、景気後退までですが、一旦マイナスになるとの認識から三指数共に売り込まれました。基本堅調な米景気も、ブレーキ効果で雇用を含めて効果が出てきているので、いずれ利下げへの布石かと考えます。
さて昨日大きく売られた日本ですが、日本の惨状の方が酷い。
政府の中途半端な政策で、景気マインドの低下が著しく、ステルス増税や社会保障費増に、物価上昇に加えて公共料金の上昇と、トリプルデメリットがマーケット覆っています。
企業景気も一部のセクターは好調も、今の状況からの利上げは一気にマイナスになる可能性が高いと考え、今年はサマーラリーよりサマー底値拾いのタイミングとなりそうです。
テクニカルでは一旦はリカバーがありそうですが、やはり頭が重いので、止まれば更なるショートが出て来そうです。
記:中島肇