6月5日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《NYは値上り。円高に振れ、日本は続落か？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが38,711.29㌦140.26㌦高。ナスが16,857.05㌽28.38㌽高。SP500が5,291.34㌽7.94㌽高。為替が154.94円近辺。オイルが72.94㌦。VIXが13.16。CME日経先物が現在38,475円362円安近辺です。

昨晩のNYは、4月の米雇用動態調査で非農業部門の求人件数が低水準となり、賃金インフレへの警戒感が後退したのを受け、9月の利下げ期待が再燃し、三指数ともに上昇しました。

本日の東京市場は、時間外で先物が安く推移していることから、安くなる可能性が高いです。為替は、海外で154円台をつけたこともあり、円買いが進まず、落ち着けば半導体関連などに買いが入ると思われますが、逆の状況であれば、下値を模索する展開も考えられます。

いずれにしても、材料難の中、政治の混迷や不祥事など期待できる相場にはなりそうにありません。

記：原田　和之