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6月11日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《イベント前の静けさ??織り込み済??》

2024年06月11日

おはようございます。昨晩のNYはダウが38,868.04㌦69.05㌦高。ナスが17,192.53㌽59.40㌽高。SP500が5,360.79㌽13.80㌽高。為替が157.06円近辺。オイルが78.08㌦近辺。VIXが12.74。CME日経先物が現在39,190円151円高近辺です。

今週のイベント待ちから静観、米国債の入札も低調とFOMCの結果待ちです。

しかしながら、大きな潮流から方向性は出ており、織り込んでいる部分も多数あると考えます。米国については、ブレーキとアクセルを上手に履行しており、出来れば少し金利が下がり、成長バイアスはそのままに、底堅さを堅持する展開となりそうです。

一方で個人の実質所得が連続低下し、倒産件数も増加中の日本。「政治は何もせず」なので「金融政策で何とか」ですが、日銀も独立性はないような感じで、金融政策は後手後手となっています。

FOMC通過後の日銀総裁の会見次第では、失望の円売りから160円半ばまで一気に円安となる可能性もあり、注意が必要です。

円安でのハイテク・輸出株上昇も、実態経済の停滞・原則は、いずれ大きなショックとなりうるので注意です。

記:中島肇

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