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6月12日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《嵐の前の静けさ??調整相場入り??インフレ退治と政治の転換?》
2024年06月12日
おはようございます。昨晩のNYはダウが38,747.42㌦120.62㌦安。ナスが17,343.55㌽151.02㌽高。SP500が5,375.32㌽14.53㌽高。為替が157.16円近辺。オイルが78.19㌦。VIXが12.85。CME日経先物が現在38,950円184円安近辺です。
昨晩のNYは個別決算を好感しましたが、指数はイベント前でマチマチでした。全体感と個別でのギャップが出始めている様な感じが強く、特に欧州の政治転換から金融も含めたリスクが増加するのではとの不安もあり、警戒感が強まっています。
日米欧と政治・金融での転換期であり、今年は停滞期になり始めた感じです。
過去の動きから、大きなBOX相場を形成する可能性が高く、ここまでのマイナスを一旦織り込む動きが加速するかも知れません。転換から2年の横這い相場を予想する識者も増え始めており注意です。但し、その中にあって指数とは別に、好調なセクターや個別に割安株などは、調整期の下落時に長期投資で妙味が増すと考えます。
記:中島肇