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6月12日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《イベント前も日本市場は関係なし?景気悪化で?政治不安?》

2024年06月12日

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が38,876.71円258.08円安。TOPIXが2,756.44㌽20.36㌽安。グロース250が634.66㌽3.17㌽高。為替が157.24円近辺。CMEダウ先物が現在38,833㌦86㌦高近辺です。

本日の日経平均は全般に小弱く、特に小売りや個人消費関連が弱含む展開でした。半導体関連は堅調も、やはり国内景気後退懸念が少し出始めている感じです。

猛暑になると、想定する中でのエネルギー料金の上昇や、増税に物価上昇から、買い控えが広がりそうで、待った無しの動きになりつつあると考えます。

アベノミクス以降の日本復活のストラテジーが、現政権で完全に消滅してしまう可能性が高く、日本だけが取り残される結果となっている感じがします。

何もしなければ、更に日本売りの円安となりますが、利上げとなればクレジットリスクが上昇する可能性もあり、注意が必要です。

ここまでの相場の蓄積したマイナスを、織り込む動きとならないように、政治・金融は臨機応変な対応をして頂きたい。

記:中島肇

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