6月14日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《株価上昇も、国債買入減額先送り！！円安・ドル高へ！？！》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は、38,814.56円94.094円安。TOPIXが2,746.61㌽14.83㌽安。グロース250が638.73㌽4.02㌽高。為替が158.20円近辺。CMEダウ先物が現在38,668㌦20㌦安近辺です。

本日の東京市場は、米国でナスダック市場が上昇したものの、ダウが安く終わったこともあり、売り先行で始まりました。その後、SQを通過、三指数ともに回復、さらに昼過ぎに日銀の政策決定会合で、国債買入れを次回以降で減額していく方針の決定が伝えられ、株価は反発に転じましたが、引けはやや売られて終わりました。

東証プライムでは値上り銘柄が値下り銘柄を大きく上回り、幅広く買われたと思います。日銀から国債買入れの方向性は示されたものの、具体内容はなく先送りされた感があり、中途半端なアナウンスは円安・ドル高を助長するのではないかと思います。

米国では今晩、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表があり、期待インフレ率の結果や、長期金利の動向により、ハイテク株などの動きが注目されます。

記：原田　和之