6月21日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《円安・ドル高、ハイテク安。日本は？？》

おはようございます。昨晩のNYは、ダウが39,134.76㌦299.90㌦高。ナスが17,721.59㌽140.64㌽安。SP500が5,473.17㌽13.86㌽安。為替が158.84円近辺。オイルが81.30㌦近辺。VIXが13.28。CME日経先物が現在38,610円23円安近辺です。

昨晩のNY市場では、5月の米住宅着工件数や週間の新規失業保険申請件数が予想を下回り、米国経済の景気減速を意識する内容であり、利下げ期待には追い風となり、ダウは値上りしました。

一方で、ミネアポリス連銀総裁のインフレ鎮静化へは時間がかかる趣旨の発言など、米国景気への先行き懸念から利益確定売りなどで大きく値下りしました。

為替もドル・円が159円近くで推移しています。

本日の東京市場は、材料難の中、このような海外情勢から、強弱交錯、もみ合いでの展開を予想します。本日は米国でCPIなどの発表を控えており、積極的な取引は見送られると思います。

記：原田　和之