6月27日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《日経は反落！！ドル高・円安でどうなる？？》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は、39,341.54円325.53円安。TOPIXが2,793.70㌽9.25㌽安。グロース250が668.30㌽13.22㌽高。為替が160.39円近辺。CMEダウ先物が現在39,470㌦342㌦高近辺です。

本日の東京市場は、米国市場がまちまちで終わった中、昨日までの上昇もあり、売り先行で始まりました。

海外でドル・円が37年ぶりに160円台後半まで進んだこともあり、日銀への早期の政策正常化期待から、新発10年物国債の利回りが上昇し、金融株などは個別に買われたものの、全体的には弱い地合いに拍車をかけた格好で、ダウは終始前日比より安い水準で推移しました。ただ、三指数の中ではグロースだけは堅調に終わりました。

為替について、日本の当局は口先だけで、ここからの介入には懐疑的な見方もあり、今後の動向が注目されます。

なお、米国では、FRBがインフレの抑制まで引締め的な金融政策が維持されるのが基本方針ですが、今晩のGDPの動きにも注目ですが、明日のPCE価格指数を見極めたいとの動きが考えられ、大きくは動かないと思われます。

記：原田　和之