7月16日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《米国の状況次第で国内要因無しの一日。「ほぼトラ」でどう動く？》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が41,275.08円84.40円高。TOPIXが2,904.50㌽9.94㌽高。グロース250が681.33㌽4.20㌽高。為替が158.57円近辺。CMEダウ先物が現在40,571㌦359㌦高近辺です。

本日の東京市場は指数については、寄りから円安に一旦振った所で高値を付け、徐々に値を消し安値圏で終了しました。香港に中国が弱含む展開と、やはり「ほぼトラ」の動きが出ている一日でした。東京市場についても指数のみ堅調、それ以外は弱含む動きで、全体と言うよりは、トランプ関連でのテーマとしての金融・防衛・商社などが強含んだくらいでした。

実際の選挙までは時間があるも、現状が維持されるのであれば、為替も円高への動きが加速しそうです。日米では状況が全く異なり、米国も欧州も利下げへの動きに転じ、金融相場への動きとなりそうですが、日本だけ一周遅れで、これから利上げへの動きですので注意が必要です。インフレと円安プレミアムで上昇してきた相場ですので、今後は注意となりそうです。海外より国内が一番の問題。

記：中島肇