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8月5日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《儲からない市場からの外人撤退?政策低迷・停滞が大きな要因?》
2024年08月05日
おはようございます。週末のNYはダウが39,737.26㌦610.74㌦安。ナスが16,776.16㌽417.94㌽安。SP500が5,346.56㌽100.12㌽安。為替が145.94円近辺。オイルが73.82㌦。VIXが23.39。CME日経先物が現在34,185円1724円安近辺です。
週末のNYは雇用統計の悪化と個別企業の決算結果から、大幅安となりました。またFRBが今回利下げを見送ったことも影響された模様です。しかし米国は行き過ぎたコロナ禍からのインフレの収拾の為に利上げを敢行し、ブレーキをかけて来てインフレ退治に効果が出てきた結果であり、現状の金利は未だ高水準であります。
とは言え、これ以上のマイナスは悪影響となる為、今度は利下げと言うアクセルを踏み込むタイミングを測っています。
一方日本は政治・政策の低迷に、景気対策も中途半端であり、ここ迄の円安メリット以外見えない状況での利上げとなり、海外投資家が一気に換金巻き戻しに動いている感じがします。本日も寄付きから大幅下落となりそうな東京市場ですが、早急に新たな政権で新たな政策発動をしないと、悲惨な結果となる可能性が高いと思われます。
記:中島肇