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10月9日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《中東緊迫あるも原油安でインフレ懸念後退??》
2024年10月09日
昨晩のNY市場は、ダウが42,080.37㌦126.13㌦高。ナスが18,182.92㌽259.01㌽安。SP500が5,751.13㌽55.19㌽高。為替が148.26円近辺。オイル73.81㌦。VIXが21.42。CME日経先物が現在39,395円457円安近辺です。
おはようございます。昨晩のNY市場は、中東情勢に緩和の兆しがあったことから原油先物が大幅に下落し、原油高によるインフレ懸念が取り敢えず後退したとの見方から買われ、三指数ともに上昇して終わりました。
本日の東京市場は、NY市場の堅調な流れを受け、為替も円安・ドル高に振れており、買い先行で取引が始まるものと思われます。
本日は衆議院解散が予定されており、選挙までの間はニュートラルになると考えられますが、実質賃金が3か月ぶりにマイナスとなり、賃上げに物価の上昇が追いついていない状況が窺え、景気の先行きの不透明感を感じます。
また、10日の米国の消費者物価指数の動きを見たいとの思惑もあり、上値は重いと思われます。
記:原田 和之