10月11日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《ファーストリテイリング高で、日経はプラスも実態は軟調！》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が39,605.80円224.91円高。TOPIXが2,706.20㌽6.47㌽安。グロース250が638.19㌽1.75㌽安。為替が148.79円近辺。CMEダウ先物が現在42,730㌦275㌦高近辺です。

本日の東京市場は、NY市場が小幅安で終わったものの、買い優勢で始まり、底堅く推移しました。

しかしながら、手掛かり材料に乏しく、東証プライムでは、値上り銘柄数が値下り銘柄数をはるかに下回り、TOPIXやグロースは小幅安、

日経は好決算のファーストリテイリングの上昇が寄与して高く引けましたが、為替も日経も上下幅が少なく、軟調な地合いでした。

来週は15日に衆議院選の公示日で、いよいよ本格化しますが、様々な思惑が交錯することが考えられます。

米国では、今晩のPPIの発表がありますが、予想以上であれば、利下げペースについて動きがあると思います。

依然として地政学リスクは残り、週末にかけての調整も考えられ、売り要因になり得るとも考えます。

記：原田和之