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10月28日 ストラテジーコメント

2024年10月28日

10月27日に衆議院選挙が終わり、与党の過半数割れで終わりました。裏金問題が表に、石破政権の禊ぎとしての選挙も、想定外の結果となりました。

岸田傀儡政権、派閥問題に老害問題と、様々な潜在的な与党の問題に対しての裁きが出た感じがします。

とは言え、野党にも問題があるのも事実であり、今後の国会運営でどのような枠組みで動くのか、注目となります。

但し、石破総理が責任を取って辞任するのか、新たな総裁を出してくるのか、それとも野党へ政権交代の可能性もあり、来年の参院選まで各党で様々な動きが出て来そうです。

一番の問題は、政権・政策運営が停滞する事です。「法案や予算が通過出来るのか?」見えないところが多数あり、次の国会召集までに何が出て来るか注目です。

海外勢は日本のデフレからの回帰で再度成長戦略のもとに、投資妙味が出るのかを見ている感じです。仮に政治・政策・金融が停滞・低迷するようならば、あらためて日本のカントリーウエートの引き下げや、撤退など他の東南アジアへ投資資金が向かう可能性が強く、完全なる日本売りから円安・株安となる可能性が高くなり、日本国債の格下げも再度検討されて来ます。そうならないように、当月から来年の参院選までに安定的な国家運営が出来、長期で成長戦略が打ち出せるか正念場となりそうです。

年末までは、国内の政権運営とアメリカ大統領選の結果から、グローバルでの枠組み変更などから大きな転換点となる可能性が高く、日本の対応次第では、大きく跳ねるか大きく下落する可能性が高くなります。まずは国会で誰が新たな首相となり、どのような国会運営が始まるか見ることが肝心です。

記:中島肇

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