11月18日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《買い材料乏しく、日銀総裁利上げ前倒しなし発言も反応薄！！》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が38,220.85円422.06円安。TOPIXが2,691.76㌽19.88㌽安。グロース250が619.26㌽6.89㌽安。為替が154.39円近辺。CMEダウ先物が現在43,583㌦138㌦安近辺です。

本日の東京市場は、米国株の値下りを受けて売り先行で始まりました。売り一巡後、日銀総裁が利下げ前倒しの発言をしなかったことで、一時円安に振れ、わずかに切り返す場面もありましたが続きませんでした。

米国市場でSOXが３％以上下落したことから半導体関連が軟調、トランプ氏がワクチン反対派の厚生長官起用との報道で医薬品株が売られるなど、全体に冴えない展開に終始しました。

また、国内株の決算への失望感もあり、政府が掲げる賃上げもままならない可能性もあります。積極的買い材料がない中、悪い材料には反応しやすいように感じます。

今週は米国での経済指標の発表があり、エヌビディアの決算も控えており、不透明感の中、方向性の乏しい状況はまだ続くと思われます。

記：原田和之