12月10日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《イベント前とクリスマス休暇へ利食いと見送り？？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが44,401.93㌦240.59㌦安。ナスが19,736.69㌽123.08㌽安。SP500が6,052.85㌽37.42㌽安。為替が151.40円近辺。オイルが68.14㌦。VIXが14.19。CME日経先物が現在39,265円104円高近辺です。

中東の混乱にウクライナ問題、中国リスクも翌年にキャリ―となりそうです。それよりも米国内の動きに注目となっており、FOMCや足元の指標と来年の利下げスケジュールに注目が集まっています。米国の利下げに日銀の利上げは概ね織り込んでいるも、年明け以降が読めず、特にトランプ政権の動き次第では景気の停滞・後退があるかもですので、利下げせずとも景気が落ち着く可能性もあることから、FRBもなかなか方針を出しづらいと考えます。

また富裕層の資金移動も春先まで継続しそうです。国内は、未だ政治資金問題が優先で、景気対策に災害対策や規制緩和など話にも上がらず、年内は無理かもです。予算が通るのか、石破政権の支持率も低迷しており年明け以降も推進力への疑問が拡大しそうで、失望の日本売りとなる可能性を未だ秘めています。

記：中島肇