2月25日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《一旦リカバー入るも、再度トランプ談話から下落へ！！》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が38,237.79円539.15円安。TOPIXが2,724.70㌽11.83㌽安。グロース250が673.56㌽6.66㌽安。為替が149.75円近辺。CMEダウ先物が現在43,589㌦127㌦高近辺です。

本日の東京市場は、朝方は週末からのNY安を受けて下落して始まりましたが、先週までの動きを一応織り込んだ感じもあり、リカバーから値を戻す場面がありました。しかし後場に入ると再度トランプ談話から、ジリジリ下げて終わりました。来月から始まる関税引き上げが実施されるとの話が出ました。

また、日本とオランダに対して、半導体などで対中規制をどうするのかと問題提起が出て来ました。日本の中途半端な対応へのプレッシャーと考えます。

国内の国会が停滞していることもあり、米国からのプレッシャーが徐々に始まりそうです。今のトランプ政権は、臨機応変な対応とスピードが一番であり、歩調が合わなければ、無理難題も含めてプレッシャーが強くなりそうです。

石破政権は、激変する国際情勢に、米国のプレッシャーと訪米時の約束をスピーディーに実施しなければなりません。今後は特に対中政策や対米投資、防衛費について意見が繰り返し出て来そうです。結果を出さなければ、日本も青色国から黄色国へ格下げになりかねません。

記：中島肇