2月27日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《注目の決算も無難に通過！売られ過ぎの戻りあり？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが43,433.12㌦188.04㌦安。ナスが19,075.26㌽48.88㌽高。SP500が5,956.06㌽0.81㌽高。為替が148.93円近辺。オイルが68.79㌦。VIXが19.10。CME日経先物が現在38,085円57円安近辺です。

昨晩のNYは、トランプ政策の恐怖と先行き不安の交錯から、マチマチな動きでした。引け後発表されたエヌビディアの決算は想定以上で、売られ過ぎの修正から値を時間外で戻しています。

また、カナダ・メキシコへの関税も4月まで引き延ばす事になり相手国の対応を待つ展開となっています。個別の決算とマクロの動きとは異なっており、トランプ政権の先行きへの不安から全体的にはマイナスも、個別成長産業については継続して上昇する傾向が強まりそうです。

後は、トランプ政策期待セクターや個別は、中期・長期では期待が持たれます。一方で日本については、国会で維新が自民と組んだことから予算は通過しそうですが、他の野党との溝が広がる動きとなりそうです。

参院選までに他の野党が巻き返す展開となれば、夏以降の波乱となりそうです。市場は一旦底入れから、ＢＯＸレンジの底からのリバーサルで、需給からも一旦短期で戻る展開となりそうです。

記：中島肇