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マーケット情報

12月21日 《イブニングサマリー&マーケットコメント!》

2020年12月21日

来年も強いで!!コロナ金融相場継続から業績相場へ!!

本日もお疲れさまでした!!本日の日経平均の終値は、26,714.42円

48.97円安 TOPIXが1,789.05㌽4.19㌽安 マザーズが1,176.49㌽9.97㌽安でした。コロナウイルスの変異種がイタリアで発見とのニュースで朝方から小弱い動きでした。

コロナワクチン開発から英国を始めとする接種が開始されました。市場は、改めてリスクオンの動きからNYについては高値を更新しております。また、懸案であった9,000億ドルの追加経済対策が可決され改めて上昇が期待されます。

❖コロナ金融相場継続

本年は、欧米並びに中国・日本と緊急経済対策で大量の資金が投入されました。ワクチン開発からマーケットは改めてリスクオンとなりましたが、コロナ後の緊急供給した資金の回収が始まるのではないかとの懸念から一旦は、調整する局面もありました。しかし、ワクチン開発・接種により終息したとしても、現在の経済状況や雇用状況を鑑みると簡単に引き締める事はないと考えます。

❖米中プロレス

コロナ終息後のグローバルでの経済権益の取り合いは、より一層激化すると考えます。当面は、国内経済の復興とTPP等の貿易勢力拡大などが継続され、安全保障も含めて特にアジア圏での商圏確保の動きが活発化すると想定します。

❖国内

菅総理就任から、コロナ対応の不備などから支持率が低下しており当初の改革への期待よりGotoに医療対応など足元の対応への不満が出始めています。このままであると、解散総選挙へ向けて不安が広がる事から、年始の対応次第では波乱となる可能性がある。早々の解散総選挙へ舵を切る可能性も考えておく必要があると思います。

現在の安倍リリーフ内閣から正式な菅内閣へ移行した時にどれだけ変化するかもマーケット注目となる。(閣僚人事次第)

❖年始からは

いよいよアメリカは、バイデン新大統領就任から一般教書発表で本格的に動き始めます。現状から対中政策は現状維持から厳しい対応が続くと考えます。但し、TPPの復活など国際貿易権での復活や国内インフラ投資や社会保障に注力すると考えます。また日本国内では、コロナ終息とオリンピック開催、対米・対中を見据えた経済対応や他国と同じ様に国土強靭化や5Gなどの通信インフラ整備にリニアやスマートシティ、脱炭素エネルギー関連などに改めて投資が向かうと考えます。コロナを転換として社会構造の変化と同時にグローバルでの新たな経済圏に向けた変化に対応できるか企業も大きく変化する、変化できる企業への注目が集まると考えます。

❖今後の相場

コロナ金融相場と業績相場の混在相場継続であり、現在は未だ戻りの途上であり、業績相場への移行は未だ先と考えます。バブル?と言う方も居ますが、バブルとは業績相場の終焉であります。

来年の日経平均は、コロナでの波乱は有るものの概ね底上げ相場継続から年始から春先にかけて上昇を想定。指数も早々3万円を目指すと考えます。業績相場となればバリエーションは通用しません。

❖注目テーマ・材料

テーマとして

【5G・IOT・ICT・スマートシティを含む通信インフラ関連】

NTT・NEC・東芝・パナソニックトヨタ他

【半導体(MLCC)】

イビデン・太陽誘電・村田製作所他

【国土強靭化から防災減災】

東芝・日清紡・明星電気・浚渫(しゅんせつ)株他

【脱炭素エネルギー】

トヨタ(7203)・ホンダ(7267)・岩谷産業(8088)・東芝(6502)他

記:中島肇

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