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2月1日 日経CNBC出演コメント
【本日の日経CNBC出演時のコメント】
年末から急上昇した相場でしたが、通年通りに近い動きになりつつあります。元来、1月から2月は、足元の確認や期末に向けた動きなどから調整しやすい時期でもあります。しかしながら昨年来コロナ禍での特殊な状況から極度の流動性供給とアメリカのバイデン新大統領への期待やコロナ収束へワクチン接種開始など大きく上昇しましたが、ここにきて歪の修正が出始めました。
期間投機家が多数増加したSNS投機相場でしたので、コロナ当初のリスクパリティ型のファンドなどのポジション解消とは全く異なる事を認識する事が必要と考えます。何時の相場も行き過ぎの修正があります。昔80年代では、持田製薬がインターフェロンの相場で大化けしたりしました。その後に過剰流動性のバブル相場が始まりました。今回も同じように映ります。
当面は、マインド調整と足元の確認が行われる可能性があります。今週も日米共に決算発表が行われます。指数の調整で売られるのであればチャンスととらえます。米新政権の動きもこれから!コロナワクチン接種の本格化もこれから!また、グローバルで新たな枠組みがスタートするのもこれから!また、金融政策も当面は現状維持でしょうから何も変わらない。為替・金利の動きは冷静で有ることなどからも冷静に投機ではなく投資の視線でタイミングをみましょう!
《日経の想定レンジ》
短期・・・27,000~29,000
中期・・・25,000~30,000
《注目銘柄テーマ紹介》
変態銘柄・・・日立(6501)東芝(6502)ソニー(6758)NEC(6701)NTT(9432)
半導体・・・・日本電産・キーエンス・村田・イビデン他
CO2削減・・・東芝・日野自動車・岩谷産業・住友電工・オーナンバ他
都市再開発・・空洞化・空き家・・・大和ハウス・積水ハウス他
記:中島肇