今は、イレギュラーからの回復期！マダマダでっせ！！

日米中央銀行の見通しやらで、為替が大きく動いております。ワクチン接種により集団免疫が出来たから直ぐに金融引き締めに向かうことは考えられないのですが、マーケットを取り巻く投機家は高所恐怖症からバブル崩壊やら囃し立てますが、現在は未だコロナ前からも含めて景気回復期であり現在の金利状況も含めて未だ異常であるとの認識が必要であると考えます。特にアメリカに関しては、選挙で二分した国民を一つに纏めなければならない。一番の近道は、所得増と雇用増であり低所得層の底上げであります。然るに内需を中心に新たな産業への投資などが増加すると考えます。これは、アメリカに限らず日本も同様であり、オリンピックをトリガーとして新たな内需を中心とした景気対策が期待され、今まで溜まった企業の内部留保を所得に設備投資に向かわせると考えます。今は、未だイレギュラーからの回復期であり、その後の正常化と景気回復期までマダマダ時間を必要とします。

記：中島肇