3月22日　《イブニングサマリー》

本日の日経平均は、29,174.15円 617.90円安と急落して終えました。

先週末の米国はまちまちの展開。米中外交トップ会談で、米中の対立が改めて認識され警戒感が高まった状態。

日本株は先週末、日銀の政策点検の結果、上場投資信託（ETF）の買い入れ対象から日経平均連動型を除外すると決めたことなど国内の特殊要因も重荷となり、反発も期待されましたが下げ幅を拡げる動きとなりました。市場では先週末ですべてを消化しきれていなかった模様。

想定より値を下げましたが、警戒感から市場が材料に過敏に反応していると思われます。

右肩上がりで来たためある程度下げてくれた方がかえって落ち着く形に収まりそうです。

期末の配当取りで高配当利回り銘柄や、IPO銘柄に資金は向かいそうです。

記：宮本　直輝